公務員副業を活用してクラフトビール醸造所を開所!
こんにちは、ディアパートナー行政書士・FP事務所代表の瀧澤です。
全国各地で取り組まれ拡がりつつある「公務員の兼業・副業」を支援する業務を展開しています。
信州松本では2月9日に大雪となり、まだ至る所に雪が残っています。昨日今日と好天で雪解が進みそうです。
南岸低気圧によって、長野県の南半分で春先に降る雪を「カミ雪」といっていますが、今回は正に「カミ雪」という感じです。春の訪れも近い感があります。
今回は、愛知県犬山市の公務員副業でクラフトビール醸造所開所の話題です。2023年1月17日付NHK NEWS WEBのニュースソースからです。
地方公務員の副業が認められるようになる中、愛知県犬山市の消防署員が副業として岐阜県内にクラフトビールの醸造所を開くことになりました。
犬山市消防本部で勤務する仙田大騎さん(41)は、高校時代を過ごした岐阜県美濃加茂市に、大好きなクラフトビールで恩返しをしたいという思いから副業を申請し、ビールの醸造所を開くことになりました。
ビールには美濃加茂市の特産品である、なしやはちみつを使うということで、売り上げの一部は地域活性化の活動に寄付することにしています。
また、自身は報酬を受け取らず、休日を利用して運営するということで、犬山市では公益性が高いと判断し副業として認めました。
犬山市によると、公務員が事業を立ち上げて副業を行うのは珍しいのではないかとしています。
仙田さんは、今後酒の醸造免許を取得し、費用の一部をクラウドファンディングで募るなどしたうえで、再来月に醸造所をオープンする計画です。
仙田さんは「父子家庭で育ち、学生時代は地域の人たちに支えてもらったので、今度は自分が地域を支えたい。公務員でもこうした挑戦ができると知ってほしい」と話しています。
今回の事例は、このブログで提案している地域活性化のためのソーシャルビジネス的な取り組みでした。このような事例が増えていけば、地域貢献、地域活性化によって全国各地が活気づいてくるのではないでしょうか。
日本の人口は出生数の減少により日本全体でみても減少していますし、地方では若者の転出によって社会減となっています。地方の担い手が少なくなる中で、地方公務員が「公務員の副業制度」を活用して、地域のソーシャルビジネスに取組むことは意義深いものがあると思います。
日本の人口は減少に向かうものの、インバウンド(外国人観光客の誘客)による交流人口が地域活性化の大きなカギにもなり得ます。
外国人観光客の興味関心が、東京や大阪などの大都市圏から地方へ向いてきた際には、こうしたソーシャルビジネス的な施設も大きな受け皿となりそうです。
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