県現地機関のワイナリーツアーと公務員副業
こんにちは、ディアパートナー行政書士・FP事務所代表の瀧澤です。
全国各地で取り組まれ拡がりつつある「公務員の兼業・副業」を支援する業務を展開しています。
長野県庁の現地機関である松本地域振興局の主催で実施された「松本地域ワイナリーモニターツアー」に参加しましたので、今回はその話題を投稿します。
前回、公務員による「農業での副業」といった話題に触れましたので、ワイナリー=ワイン用ブドウ畑という関連性もありますね。
11月17日(天候:曇り時々晴れ)、長野県松本地域を管轄する県の現地機関「松本地域振興局」主催の日帰りモニターツアーが開催されました。参加者は約20人。松本市や塩尻市、安曇野市に在住されるワイン好きの方々です。
モニターツアーの内容は、松本地域のワイン誕生の足跡を辿り、ワインを味わうというものです。タイトルは「近代産業発展の足跡~ワイン物語~」。
ツアー行程は以下のとおりでした。
①林農園(塩尻市:五一ワイン醸造元・ブドウ畑~ブドウ古木見学・買い物)~石碑
②サンサンワイナリー(塩尻市:ブドウ畑、ワイナリー見学・試飲)
③ぶどうの里山辺ワイナリー(松本市:ワインとランチ)
④安曇野ワイナリー(安曇野市:ブドウ畑、ワインセラー見学・試飲)
画像は②のサンサンワイナリーのブドウ畑見学のものです。ここでは、摘み残されたワイン用ブドウの実(シャルドネ・メルロー)を食べる体験もしました。
長野県はワイナリー数が山梨県に次いで国内第2位を誇り、ここ松本地域もワイナリー数が増加しています。県は「信州ワインバレー構想」を策定し、ワイン振興を図っています。(実は最初の構想策定に私も深く関わっておりました!)
松本地域は北アルプスの景観を楽しみながらのワイナリー巡りもできます。近年、レストランや試飲ができるワイナリーも増えてきていて、その可能性がますます高まっています。商業的に採算ベースをクリアするという課題は残りますが、そのポテンシャルは大きいのではないかと感じました。
今年度から公務員の副業許可制度を明確化した塩尻市では「塩尻市職員が起業ワイナリーの役員に就任」という話も聞いております。
地方の自治体では、農業ビジネスの副業の可能性は大いにあるのではないでしょうか。そして、それがソーシャルビジネスとして地域に根付いていけば、地域振興という観点でも期待大です。
今後、働き改革の考え方も急スピードで変革を遂げるでしょうし、公務員のシニア後の働き方にも影響を与えそうです。
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