塩尻市職員の副業基準を明確化
6月も半ば、昼間の長さを実感する今日この頃です。
このほど長野県塩尻市で市職員の副業基準が明確化されました。
こんにちは。ディアパートナー行政書士・FP事務所代表の瀧澤です。全国各地で取り組まれつつある、「公務員の兼業・副業」を支援する業務を展開しています。
今回、市職員の副業基準を明確化した長野県塩尻市は人口約6万7千人、松本盆地の南端に位置しています。
北アルプス、鉢盛連峰、東山・高ポッチ山、さらには中央アルプスの山並みを背景とした田園風景の広がる、きれいな水と緑に囲まれた歴史ある街です。
ワインの銘醸地(桔梗が原ワインバレー)としても知られている他、質の良い米や水で造られた地酒なども有名です。
また、本山のそばや伝統的な焼き物、自然の植物を利用した草木染めなども特産品に数えられています。
工業も盛んで精密機械、電気機械などの製造業が市内に立地しており、その製造品出荷額は長野県トップクラスです。
特筆すべきは、民設公営の起業家を応援するためのコミュニティスペース「シビック・イノベーション拠点スナバ」が設置され、活発な活動を行っています。(画像はスナバ内部)
塩尻市役所といえば、地方公務員ながら全国で注目される活躍を行い、全国的にも知名度の高いスーパー公務員「日本一おかしな公務員」塩尻市職員の山田崇さんが有名ですが、今春退職し、新たな進路に挑戦しています。以下のブログを参照↓
https://koumuin-kengyou.jp/blog/20220410111412-2332/
長野県内でも先進的な取り組みを数々行っている塩尻市、とくに起業家を応援するためのコミュニティスペース「シビック・イノベーション拠点スナバ」は出色のシステムではないでしょうか。
今回の塩尻市職員の副業基準見直しを受けて、塩尻市役所から公務員の兼業副業についてのセミナー講師の打診をいただきました。
私も長野県職員時に長野県知事から「公務員の兼業許可」を得て活動を行っておりましたので、その時の状況などをお話しできればと考えております。
私の取組んだ事業のビジネスプランが、日本経済新聞社主催の「第4回日経ソーシャルビジネスコンテスト」ファイナリスト受賞した経過についてもお話ができるでしょうし、地域貢献の観点から「ソーシャルビジネスの可能性」についても言及したいと思います。
長野県では、長野県庁が全国の都道府県で初めて公務員の兼業許可制度を明確に基準化しましたが、市町村単位ではおそらく塩尻市が初めての基準明確化になるのではないかと思います。
今回の塩尻市の取組みを受けて、今後、長野県内においても公務員の兼業副業の許可基準明確化はどんどん進んでいくのではないかと思われます。
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