公務員は人事異動の季節!

query_builder 2022/03/21
ブログ
公務員は人事異動の季節

こんにちは、ディアパートナー行政書士・FP事務所代表の瀧澤です。全国各地で取り組まれつつある、「公務員の兼業・副業」を支援する業務を展開しています。

私は昨年3月まで長野県庁に勤務する地方公務員でした。2018年9月に制度化された長野県職員の兼業を応援制度「社会貢献職員応援制度」を活用し、県当局から兼業許可を得て、約2年間、取り組みを行ってきた経験から、公務員の兼業・副業、更には公務員退職後の起業に関するアドバイス・サポートを行います。

もう3月も後半。私が住む信州・長野県の地元新聞には、市町村など地方公務員の4月1日付けの人事異動が掲載される季節になってきました。私が公務員んを定年退職してから、もうじきで1年が経とうとしています。

現在の公務員の定年年齢は60歳です。現在60歳の公務員からは、年金の支給開始年齢が完全に65歳になります。それまでに定年退職した人たちは、段階的に年金支給年齢が引き上げられてはきましたが、65歳より前の年齢で年金支給を受けることができました


私が学卒で公務員として就職した約40年前、職場の人たちの多くは55歳で退職していました。退職後も再就職や再任用で60歳まで、長い人では65歳くらいまで勤務していたように記憶しています。でも意外と55歳で退職し、地区の自治会役員などをしながら悠々自適で老後を過ごしている方も多かったのです。まだ、この頃は共働きのご夫婦は少数派で、ほとんどの方(とくに男性)は退職すると夫婦水入らずの生活になるパターンが多かったと思います。


私の初任職場は保健所でしたので、保健婦(当時はこのような職名)さんも多く在籍し、当時としては共働きカップルの多い職場ではありましたが。

※公務員に定年制度が導入されたのは昭和60年度からです。それまでは退職勧奨年齢は設けられていたものの定年制度はありませんでした。当時は、役職のある公務員のほとんどは退職勧奨年齢で退職していましたが、役職でない公務員はそのまま在職している公務員もいました。(逆に勧奨年齢に近づくと役職を与えるという人事も一般的に行われていました。)


当時の年金支給開始年齢は55歳。55歳で退職をしても老後の生活を保障する年金制度が存在していました。私の母親も職業婦人(当時はそういう呼ばれ方もありました)だったわけですが、生前、55歳から年金支給されていたと話していました。


それから40年以上が過ぎ、平均寿命や健康寿命は当時より伸び、定年年齢は60歳となっていますが、年金の支給開始年齢は65歳となっています。定年年齢から年金支給開始年齢までの5年間をどのように過ごすのかは、公務員に限らず、働く人すべての課題となっています。


年金制度や雇用保険などの社会保険制度もこの状況に呼応して、長く間、働くことのできる制度に変わってきています。


そして公務員を定年退職しても、現実的には、再雇用・再就職する人が大多数なわけですが、いくつまで働くかはそれぞれ個人の考え方に委ねられています。ただ、社会制度の変遷を見れば、長く働かざるをえないような制度となっています。平均寿命や健康寿命が延びたので当たり前のことかもしれませんが、公務員も長い期間、働かざるをえない状況になっています。


公務員の定年延長は、2023年度から開始されることになっていますが、こうしたことも踏まえて「公務員の働き方の選択」を今後どのようにしていくかは、個々の公務員にとって大きな課題となっています。

次回に続きます。

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