公務員の兼業・副業許可の実態はどうなってる?⑰
こんにちは、ディアパートナー行政書士・FP事務所代表の瀧澤です。全国各地で取り組まれつつある、「公務員の兼業・副業」を支援する業務を展開しています。
私は今年3月まで長野県庁に勤務する地方公務員でした。2018年9月に制度化された長野県職員の兼業を応援制度「社会貢献職員応援制度」を活用し、県当局から兼業許可を得て、約2年間、取り組みを行ってきました。
長野県庁で2年間の「公務員兼業」活動に取り組んだ経験をもとに、「公務員の兼業・副業」についての現状と課題、今後の見通しについて考察していきます。(今回17回目)
1 副業・兼業の基準を明確化し奨励している事例
(1)奈良県生駒市(2017年8月~)
⑨生駒市の制度を取り巻く情勢
2017年度から申請した職員のうち 2 名は、いずれも従来から活動していた職員が副業申請したものである。
「遠慮せずに報酬をもらえるようになった」という感想があり、制度によって活動の継続支援ができている状況といえる。
市民の反応も気にしていたが、特に市民からの評価は良し悪しに関わらず聞かない。市議会議員からは「よい取組」という評価を受けている。議員からはNPOなどに所属して活動していくような形への期待の声がある。
副業制度は条例、規則ではなく、内規によって運用している。市議会に対して報告は しているが、事前承認は取っていない。報告に際しても、市民にとってもプラス面があ るので特に批判はなく、職務時間外の活動と限定しているので、業務に支障が出るといった指摘もない。
今後、NPO等に週 1 ・ 2 日務めるというような例が出てくると、本業への支障といっ た指摘も注視していく必要があると考えられる。
次回は、生駒市の制度導入の効果について、ブログ投稿します、お楽しみに!
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